自己破産・債務整理ガイドHOME > 特集コーナー クレジットの現金化とは? > クレジット現金化 詐欺被害事例
■クレジット現金化の詐欺被害事例
クレジットの現金化で詐欺被害(買取屋)にあわれた方の実例を紹介します。
数年前、私は仕事がうまくいかないことからギャンブルにはまり多額の借金をしていました。
返済も計画的にできず、借金を別の貸金業者から借り入れた借金で返すという自転車操業状態に陥っていました。
ある日、貸金業者の借入審査が通らず、返済の目途が立たなくなり途方にくれていたところ、インターネットでクレジットカードのショッピング枠現金化を知り、安易な気持ちで申込みをしてしまいました。
申込みはインターネット上から簡単に行え、すぐに現金化業者から電話がかかってきました。
まずは業者に指示された通り、クレジットカードで高額な電化製品を80万円分購入して、購入した商品は現金化業者の別事務所宛に配送させられました。
しかし、いつまでたっても約束のキャッシュバックがありません。
現金化業者に連絡しても何かと理由をつけて、「今は担当者がいない」、「審査機関に行っている」などと言われ、確認が取れない状態です。
これは騙されたと思い、すぐに購入した商品の販売店にキャンセルをお願いしたところ、キャンセルは可能だが、商品の現物が手元に無いとキャンセルしようがないとの事です。
結局、現金化業者との連絡は取れなくなり、商品が戻ってくることもありませんでした。
警察に行けば、現金化業者のことを調べてくれたとは思うのですが、私にも後ろめたい気持ちがあり、相談できず泣き寝入りしてしまいました。
クレジットの現金化詐欺で更に膨れ上がった借金を返済できるわけもなく、一度任意整理をしました。
その後、心を入れ替えてギャンブルを断ち、真面目に仕事をして、減額してもらった借金を何とか完済しました。
私のような被害者をこれ以上出さない為にも、クレジットの現金化などという一時的な資金の調達を行うのではなく、自分自身の状況を見つめなおして根本的な解決を図って下さい。
■最後に
メリットも多い「クレジットの現金化」ですが、買取屋や詐欺業者などの悪徳業者による詐欺被害も毎年でており、中には落とし穴があります。
トラブルに巻き込まれないためにも、利用する場合は慎重に業者選びをするように心がけてください。
トラブルに巻き込まれないためにも、利用する場合は慎重に業者選びをするように心がけてください。